自己破産の手続き方法・流れ・期間※破産宣告する前に必読
借金の問題を解決する為に、自己破産を行いたいけれど、どのくらいの期間が必要なのか、またどのような流れで行われるのか不安という方も
多いのではないでしょうか。
自己破産は裁判所に申請し、すぐに借金が無くなるという事はありません。
色々な工程を経なければならず、それなりに期間はかかります。
自己破産の手続き方法・流れ
自己破産を行う場合、まず弁護士に依頼しましょう。
自分でも自己破産をする事はできますが、弁護士に依頼した方がスムーズに進みます。
弁護士への依頼が済んだら、法律事務所から債権者へ受任通知を送付します。
受任通知は債権者に自己破産を行う事を伝える目的と、自己破産に必要な書類を作成する為、借金の額などを申告してもらう目的で行います。
受任通知送付をし、書類などが揃ったら自己破産の申し立てをし、破産審尋を受けます。
破産審尋はどのような経緯で、自己破産の申請に至ったのか・借金の返済状況などを聞かれるのが一般的です。
この破産審尋を経て、裁判所が借金を返済できないと認めたら、破産手続開始・同時廃止決定 決定します。
しかし、破産手続開始・同時廃止決定したからとって、借金が帳消しになる事はありません。
この後に免責申立てをし、免責決定が確定して初めて借金が無くなるのです。
免責申立て後に、免責審尋で免責を申立てるに至った事情などを話、これで認められれば自己破産は成立します。
自己破産にかかる期間
最初の受任通知から自己破産が確定するまでにかかる期間は、およそ半年から1年と言われています。